始まりの日
月曜日
朝
新しい一日の始まり
新しい1週間の始まり
憂鬱ですか?
目が覚めるのがイヤでしたか?
朝が来なければいいのに。と思いましたか?
朝が来るのが楽しみでしたか?
起きるのめんどくさっ!って思いましたか?
動くのヤダ~~と、戦いましたか?
ちゃんとしないと、って気を引き締め心を奥にしまって無理矢理起き上がりましたか?
動き出すことにワクワクしましたか?
目が覚めるのが楽しい。
一日が始まるのが楽しい。
生きているって楽しい。
どうしたらそうなるのか、今の私にはまだわからない。
けれども、好きなように生きる事をあきらめたくない。
好きな事。
好きな事。
好きな事。
あれ、好きな事すらわからなくなっている。
探し回って、ようやくうっすらと好きな事が見える。
それが得意なことや役に立つ事であれば救いもあるかもしれない。
好きな事と得意なことがなんか違う。
私が得意なことは大抵、怠惰な事。
叱る気も失せそうな怠惰な私。
知っている。
幼児の頃から『生きるのってめんどくさいなぁ』って思っていた。
あれしなきゃ、これしなきゃ。
この世は『しなきゃ』に追われている。
ずっとずっと追われている。
私はただ、母が着物を仕立てる音を聞きながら、遠くの事や側に在ることを空に漂わせて見ていたかった。
それだけがしたかった。
それ以外の殆どのことが私には面倒でたまらなかった。
私はどうやらそのまま大きくなってしまったようだ。
人のようにどうしてなれなかったのか。
人が身に付けていくものを、私はどうして身に付けられなかったのか?
誰かのせいか?いや、私のせいか?
それとも、『これはこれでいい』と言えるんだろうか?
そんな事はいいから働けよ。
ぐだぐだ言わずに動けよ。
わかっている。
わかっているから、
心はいつも放り投げられる。
見ないようにする。
みすぼらしい心を。
ゴミのように転がっている心を。
暴風の後に道に吹きだまるゴミの中で
ずっと言ってる。
心がずっと言ってる。
こんな自分でも
楽しく生きれますか?
ゴミの中から心を拾い上げる。
これは私だけのもの。
誰にもどうすることもできない。
これは私だけもの。